じっと純たんの目を見つめるぽっぽ
しょっちゅう目をそらす純たん
すれ違う二人。
どうしてあの人はあんなことを言うんだろう。
どうして僕を困らせるんだろう。
二人きりの時は何も言ってくれないのに・・・
いっぱいいっぱい人が見ている時に限って・・・
僕が何も言えないのを知っているのに。
どうして・・・純ちゃん?
「本当はオレと組んでヤリたいんだろ・・・」
純一郎は獲物をいたぶるような冷たい微笑みを浮かべ、囁いた。
「だったら素直に言えよ・・・一緒にヤリたいって・・・」
「あう・・・」
ぽっぽの頭の中は一瞬にしてスパークした。
「ずるいよ、純ちゃん・・・耳元で囁くなんて・・・」
ぽっぽの目には、純一郎の勝ち誇った顔が憎らしいほど素敵に映る。
(自分は鳩なのだ。)
(鳩なのだ。)
(鳩なのだ。)
(鳩なのだ。)
ぽっぽは自分自身に懸命に言い聞かせた。
だが、それがいったい何になるというのか・・・
純一郎のラブラブ攻撃の前には、為す術もないぽっぽなのであった。
ぽっぽは思った。
鳩は、ライオンに食べられることを、望んでいるのかも…
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